こんにちは、めっしーです。
突然ですが、もう辛い。仕事に行きたくない。
というか、仕事を変えたい。隠居したい。なんのしがらみもなく生きていきたい。
4月に新卒入社をした自分ですが、既にこんな感じです。辛い。生きるのって辛い。
会社がブラックだったりとか、給料が少ないとか、そういうことではないのです。
原因は自分にあります。自分の性格がアカンのです。
「新卒ですぐ辞めたいなんて言うのは甘えだ」という方もいるかと思いますが、否定はしません。
しかし、僕を含めINFP型の人間は、同様の悩みを抱えている型が多いはずです。
ただ、純粋に自分が今の会社に、仕事に、どうがんばっても適応出来ない人間なんだ、ということがわかったのです。
僕はINFP型の人間だった
有名な性格診断として、性格を16つの特性に分けて考える16性格診断というものがあります。
人の性格をたった16つに分断して考えるのもどうかと思いますが、まあこれが結構当たります。科学的に信憑性が高い性格診断方法なんですね。
僕が当てはまる性格的な特性がINFP(仲介者型)。全人口の4~6%との割合で存在する少しマイナーな部類の性格的特性です。
心の調和を大切にし、自分の価値観にあった生き方を追求する理想主義者。ものごとを一気にやり遂げる傾向があり、自分が打ち込んでいる事に深く集中し、大きな成果をあげます。また言葉で語るより、文章で表現するのが得意です。一方であまり意味が感じられない作業や、単純作業の繰り返しは嫌いです。控えめで、自分の気持を打ち明ける相手を慎重に選びます。そのため周りからは、よそよそしい、無口で内気などと見られる事があります。しかし本当は誠意があり、とても思いやり深い人間です。
なるほど。
さっくりいえば、感情豊かなコミュ症ってわけですかね。
よく言及されているINFPの特徴を要約すると以下の通り。
・内向的な性格
・単純作業が嫌い
・クリエイティブな作業が好き
・誠意や思いやりの心がある
良い印象を述べているものが少ないような気もしますね…。
しかしながら、デメリットもあるようです。
理想を追い求めるあまり、時に実現不可能なほど高い目標を自分に課してしまいます。その結果、無力感と激しいストレスに襲われる事があります。また感受性が強いので、相手が批判的に言ったつもりでない事にも傷つきます。
相手の気持ちや感情に敏感ゆえに、ちょっとした言動も重く受け止めてしまうこともあるとのこと。
INFPの僕が仕事で辛いと感じたこと
そんなINFP型の性格特性を持つ僕ですが、新卒で入社した会社の仕事を辛いと感じています。
僕は学生の時に企業で2年ほどインターンをしていましたが、その時には仕事を辛いと感じたことは殆どなかったように感じます。
なぜ今の会社でこんなにも仕事が辛いと感じているのでしょう…。
やりたかった仕事ではなかった
僕が入社した会社は動画を軸とした事業をしています。
動画制作職として入社しましたが、配属されたのはデータアナリストという制作とはかけ離れた部署でした。しかも新卒は僕だけ。
僕、大学でデータサイエンス的なことしてないし興味ないんですが…。
少しプログラミングしてたんでしょ?平気平気!
他の人はクリエイティブな作業をしているのに、僕はデータを抽出して分析してレポートを作って…というサイクルの繰り返しです。
データを分析することはどの業界でも必要ですし、個人で何かビジネスをする上でも役に立つことです。しかし、僕が望んでいる仕事ではありません。
やりたいことができない、そんなフラストレーションに苛まれています。
分からないことを聞きづらい
僕が入社した会社は伸び盛りのいわゆるベンチャー企業。
研修制度もほとんどなく、入社して3日後には配属されて仕事をします。仕事をしながら覚えていく、というスタイルです。
新卒なので当然わからないことばかりなのですが、正直今は質問がしづらくあまり出来ません。
先輩社員が忙しくしているところを割って入って質問がし辛いのです。
また、質問しても「んなことも分からないのね、ハイハイ、乙。」 といった感じで冷たく対応されます。それでも教えてくれるからありがたいんだけどね。
「ここで質問したら相手に迷惑かかるな」
「分からないことはまず自分で調べてから聞こう」
内向的な性格、というのも関係しているかもしれませんが、相手に配慮しすぎて結局自分の立場をより苦しいものにしている気がします。もっと気軽にに聞ければこんな辛いことにはならないはずなのに。
お前クソザコかよ。
将来がイメージできない
データアナリストという仕事自体、世の中の需要は高く将来性はありまくりな仕事です。
プログラムでデータを抽出し、BIツールでデータを可視化する。そこから読み取れる事象を分析して、改善の提言のためにレポートを作成します。
この一連の流れですが、僕は好きになれそうにありません。
分析とレポートはただ、「事実を客観的に相手につきつける」という作業です。当たり前ですが、「僕はこう思うんだけどね!」 とか、クリエイティブな要素を追加することは求められていません。ひたすら客観的で論理的な思考が求められます。
僕はクリエイティブなことが好きで得意でした。どんなものを作れば見る人がワクワクするか、そして何よりそんなものを作っている自分に一番ワクワクする人間でした。
自分が好きなことや、自分の将来のためになるもの以外仕事として取り組みたくない。こんなわがままな思いに苛まれているのです。
自分はなんて贅沢でワガママな奴なんだ、とも思いますが、INFP型の人間はそういった考えを持つ人が結構いるようですね。
それゆえにすぐ仕事を辞めて、フリーターになる人も多いのだとか。辛すぎな、INFP…。
INFPが仕事が辛くなったらどうしたら良いのか
さすがにいろいろと悩みすぎて辛くなってきたので、先日心療内科に言ってきました。
そこで僕のようなINFP型の性格に当てはまる人が、仕事で辛くなったら取るべき行動について聞いてきました。
自分を許してあげる
まず大切なのが、自分を許してあげる ということ。
INFP型の人間は完璧主義な側面があります。
完璧主義は、「失敗を極度に恐れる心理状態」です。出来ない自分を責めたり、仕事で落ち込む自分を「なんて心が弱い人間なんだ!」と責めてしまう傾向があるのです。
でも、それは逆効果。INFPはそれで死にます。
また、無理に自分自身に高い目標設定を課しているパターンも多いのだとか。自分の場合も、仕事に対しても「他の新卒より出来るようになる!」や、プライベートでも「この資格をとって、この勉強をして…」など、明らかに消化不良が予想できる目標設定をしています。
「まだ始めたばかりなんだから、失敗して当然だろ?なあ相棒」
「周りと競う必要なないんだから。過去の自分より成長していれば良いんだよ。」
自分に優しく語りかけましょう。これだけで少しは生きやすくなるのではないでしょうか。
部署の異動を申し出る
とはいえ、僕のように望んでいなかった仕事や、理不尽で怖い上司がいる場合は、上記のようなセルフコンパッションでは解決が出来ません。
自分ではどうしようも出来ない外的な要因に対しては、やはり会社側に頼むしかありません。これはINFP型の人間に限らない話ですよね。
「精神的に参ってしまっている」と病院で診察を受けた結果を伝えれば、会社側も何かしらの行動を起こしてくれるはずです。
僕の場合なら、会社自体には大きな不満はないため、純粋に仕事内容を変えてもらいたいので、部署の異動を申し出るのがまず最初に取るべき行動ですね。
それがダメなら…転職も視野に入れなければいけません。…既に転職サイトに登録して会社探しはしているのですが。(リスクヘッジのため)
いきなり転職は考えず、まずは自分が出来る範囲のことはやってみることが重要、とのことでした。
うん、確かにその通りだ。
転職
最後にステップが転職です。
精神的にも参っているし、異動にも対応をしてくれない。もしくは、会社自体がヤバイ場合には早急に転職 or 退職をするしかないとのこと。
当たり前といえば当たり前なのですが、このステップに踏み込めない人はかなり多いと思います。
経歴に傷がつくよ…。
僕自身も、「さすがに数ヶ月での退職はアカンやろ…」と心のどこかで感じていました。
しかし、数ヶ月で退職したとしても、転職を成功している人は山ほどいますし、むしろ早期退職の方が年齢的に若いことや、前職の社風に染まりきっていないなど、採用側にとってはメリットに感じる部分もあります。
それに、「経歴と自分の身体、どっちが大切じゃ?」 と聞かれたら間違いなく後者です。
心身ともに元気なうちに転職活動をしつつ、退職も進めていこうかと思います。
まとめ
というわけで、INFPの自分が感じていることをつらつらと書き綴ってしまいました。
社会に出て2ヶ月ですが、自分は社会に適合しない人間なのではないか? と不安に感じることも多々あります。
とはいえ、不安感は職場や仕事内容が関係している可能性の方が高いと思うので、まずは自分が出来る範囲で環境を変える努力をしてみようかと思います。
性格は変わらないと思うので。
不安が止まらん~~~! というINFPの方々は一度心療内科に通ってお薬をもらうとかなり落ち着きますよ。
ではでは。