
こんにちは、めっしーです。
Web広告代理店で働いて、早3年。
Web広告代理店って、キラキラしたイメージを持たれることが多い。
だけど、実際に中で働いてみると、「あれ?」って思うことも正直ある。
僕自身、今まさに辞めようか悩んでいて──この記事では、その理由を書いていこうと思う。
まずは、Web広告代理店の仕事って何をしてるの?というところから。
Web広告代理店の業務内容とは?
「広告代理店=営業っぽい仕事?」と思われがちだけど、実は多くの職種が連携して成り立っている。
ざっくり分けると、以下のような職種がある。
▷ 営業(アカウントプランナー)
クライアントと直接やりとりをし、課題のヒアリングから企画提案、進行管理までを担う。
“顔”になる存在であり、社内外の調整役。クライアントからの要望はまず営業に飛んでくる。
いわゆる代理店における花形のポジションであり、社内の評価対象として最も注目されるポジションだが、関係者が多い故に残業も増えやすい。
▷ クリエイター(デザイナー・動画編集者・コピーライター)
広告バナーや動画など、実際に目に見える“広告クリエイティブ”を制作する人たち。
スピード感が求められ、かつ成果に直結する部分なのでプレッシャーも大きい。
▷ 運用者(広告運用コンサルタント)
GoogleやMeta、X、TikTokなどのプラットフォームで広告を設定・分析・改善する担当。
数字に向き合いながら、予算の最適配分を行う。スプレッドシートとにらめっこの日々。
媒体別のアルゴリズムの把握や分析業務が多く、地頭の良さが求められる。

ちなみに僕はこのポジションでした。
▷ バックオフィス(経理・人事・総務)
請求書処理や契約書対応、入退社手続きなど、現場が安心して仕事できるよう支える縁の下の力持ち。
▷ プロダクト開発(エンジニア・データサイエンティスト)
最近では、広告配信の自動化ツールやレポート自動生成ツールなど、自社プロダクトを開発している代理店も多い。
オペレーションの効率化や差別化のカギを握るポジション。
僕がWeb広告代理店を辞めたい理由
僕がWEB広告代理店を辞めたい理由だが、結論モチベーションと体力が続かなくなってきたためである。
1. 残業が多い(特に配信タイミングで地獄
Web広告って、配信開始のタイミングが命だったりします。
そのため、深夜0時の配信スタートに合わせて作業することも普通にある。
「納期ギリギリで素材が来て、やっと設定して、0時ちょうどに配信開始」
──これ、めっちゃ多いです。
そして翌朝も普通に業務があるので、実質睡眠時間が削られる。
残業代は出るけど、それ以前に生活リズムがボロボロになります。
2. クライアントワークゆえの不規則な生活
クライアントファースト、という言葉があるけど、
生活リズムを崩してでも対応しないといけないことが多い。
・クライアントから深夜にチャットが来る
・急な入稿依頼が飛んでくる
・週末にもレスポンス求められる
広告って「待ったなし」の世界なので、どうしても不規則になる。
自分のペースで仕事したい人には、正直しんどいです。
3. 斜陽産業だと感じる
これが一番大きいかもしれない。
インハウス化(企業が自社で広告運用をする)が進んでいて、代理店の立ち位置が危うい。
「広告代理店って必要?」という空気がじわじわと広がってるのを、現場で肌で感じます。
もちろん、代理店にしか出せない価値もあるけど、
昔ほど「代理店に任せればOK」な時代じゃなくなってきた。
「このままここにいて、10年後に自分の市場価値あるのかな?」って、不安になります。
4. 昇給しづらい構造になっている
売上を上げても、クライアントからのフィーは上がりづらい。
代理店ビジネスの構造上、大きな利益を生みにくい仕組みになってるんですよね。
その結果として、社員の給与もなかなか上がらない。
特に年功序列じゃない会社だと、いつまで経っても「現状維持」ってことも多いです。
まとめ:辞めたいけど、得たものもある
とはいえ、Web広告代理店で働いたことに後悔はありません。
スピード感、マーケ思考、クライアント対応力…いろんな力がついたのも事実。
ただ、このまま続けるには限界を感じているのも事実です。
これからのキャリアをどうするか、自分なりに見つめ直すタイミングに来ているのかもしれません。