モーショングラフィックスを学べる学校Byndが最高すぎた。【正直な感想】

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めっしー

モーショングラフィックスができるようになりたくてたまらない…!

Youtubeや動画広告でヌルヌル動くモーショングラフィックを見て、、動画制作意欲が高まって仕方がなかったワタシ。

どうやらAdobeのAfterEffectsってソフトを使えば作れるそうなんですが、そのAfterEffectsって独学にはかなりハードル高いんですよね。

ソフトを開いても何から手をつけて良いかわからないし、ネットで調べてみても出てくる単語の意味がわからなくて全然進まない。

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めっしー

コンポジションて何?デュレーション? プリセット…インジケーター???

調べた単語を説明する単語がわからないというスパイラルに呑まれた僕は、意を決して映像制作の教室に通うことに。

そして僕がお世話になったのが今回紹介するBynd(バインド)という短期でAfterEffectsをはじめとする映像編集を学べる動画学校。

評判や口コミが全然見当たらなくて怪しいな……と思っていたのですが個人的に大満足の学校でした。

今回はそんなByndという映像スクールの評判をレビューしたいと思います。

※追記 2年ぶりにByndに改めて参加しましたが、やはり素晴らしい環境です。変更点もいくつかあったので加筆しました。

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Byndとは?

ByndはHLYWD株式会社が運営する映像制作のスクール。2015年から開講しており、短期の動画スクールとしては比較的歴史の長い映像スクールになります。

「1ヶ月で動画クリエイターになる」と言うコンセプトにもあるように、一つのコースが一ヶ月(厳密には6週間)で完結するカリキュラムが組まれています。

映像制作の学校に通おう! と思っても、だいたい6ヶ月や1年のコースがほとんどですよね。

そんな中、一ヶ月という短いカリキュラムで動画編集が学べるというのは非常に魅力的です。

Byndで学べること

2019年5月現在で開講されてるメインの講座が

  • モーショングラフィッカーコース
  • ビデオグラファーコース

の2種。

モーショングラフィックコースはAfterEffectsを用いて素材を動かしたり、アニメーションやエフェクトを学ぶ講座。

ビデオグラファーコースはPremireProを用いた実写の映像作品を作る講座になります。

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結局僕は両方受講しました。

作りたい作品が明確に決まっていないという方は、過去の受講生の作品をみて、ビビッときた作品を元に選んでみてはどうでしょうか。

また、Byndでは上記のメイン講座とは別にオプション講座として、

  • チューンオブモーション
  • スケッチフォービデオ
  • 一眼動画シューティングキャンプ

という講座も開講されています。上記はメインコースは触れられることの少ないコンテンツの企画や演出・カメラの使い方に焦点を当てたプログラムになっています。

編集だけではなく、撮影の技術やコンテンツの企画力を高めたい!という意識の高い方がメインコースと一緒に受講しているイメージが強いですね。

もちろんメインのコースの受講が終わってから上記な受け直しても良いので、最初から無理に受ける必要はないと思います。

めっしー

僕も最初はオプションは受けませんでした。

授業の内容・流れ

講座は週1回の授業が合計6回。最後2週は卒業制作の準備期間のため、技術を学べるのは実質4週です。

悩める男
ネットの情報を鵜呑みにしない男

本当にそれだけで映像制作のスキルが身につくのかよ。

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めっしー

ボリュームあるから覚悟せよ。

1日に70分の授業が4セット、講座を通すと16セットと、時間にすると20時間ほどです。それでも、時間以上に授業のボリューム感はあると感じています。

まず、1コマの情報量が多い。短期のスクールの分、知識をギュッと凝縮して話を進めるので、気合い入れないとすぐ混乱します。僕は夜に何のAVを見るか30秒くらい考えていたら授業についていけなくなりました、

それでも、わからないところはアシスタントの人が丁寧に教えてくれるので困ることはありません。「質問するのは億劫だ」という僕でも気軽に質問できるくらい、雰囲気はとてもアットホームなので安心。

アシスタントの方も現役で映像制作の第一線で活躍している方々なので、非常に心強いです。映像業界で評判が高いアシスタントも在籍しているので、技術的な話をゴリゴリ聞いても大丈夫。

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サポートが手厚すぎて引いた。

各講座の特徴について

僕は2017年8月にモーショングラフィックの講座を、2019年5月にビデオグラファーの講座を受講しました。

それぞれの講座の特徴や、学ぶ内容について説明します。

モーショングラフィックコースの内容

モーショングラフィックのコースは、AfterEffectsのソフトを学ぶ講座初心者〜中級者の人を対象にしています。

AfterEffectsのインターフェースの説明から、プロの現場でよく使う技法、受講生同士で1つの作品を作ってみるなど、かなり濃密な内容になっています。

私のように独学で挫折した人や、ソフトを開いたことすらない人、仕事で触ってはいるがスキルアップを目指している人など参加者は様々でした。

AfterEffectsの講座に関しては、正直大変でした…。 覚えることも多いですし、操作も複雑なので初心者は授業についていくので大変だと思います。毎回課題も出ますしね。

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脳に汗をかく感じ。

しかし、一ヶ月を駆け抜けた後の景色は圧倒的に変わっているはずです。大変とはいえ、仕事で忙しい社会人でも十分こなせる課題量になっているので心配は無用です。

Byndの受講が終われば、簡単なモーショングラフィックが作れるようになり、一人でYoutubeのチュートリアルを観てAEの学習を進めていけるレベルになれるはず。

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初心者が一ヶ月でこのレベルまでいける。(個人差はあります)

完全初心者だった自分にとっては非常に満足できるコースでしたが、バイタリティある方は独学で頑張っても良いかと。

ビデオグラファー

先ほどのモーショングラフィックとは違い、実写の映像に焦点を当てたスクールです。

Premireの使い方から、実写映像における動画表現方法のセオリーや現場でも使える小技を幅広く学べます。

編集の方法以上に、「どうすれば良い作品を作れるようになるか」というロジックを叩き込まれる印象があります。

座学も多少ありますが、これが本当に涙が出るくらいタメになる

学ぶ際の教材はなんと、先生が過去に製作した映像素材(premireのデータ)

自らの作品の編集画面を見せながら、映像制作のロジックを叩き込んでくれます。なるほど…! と100回くらい頷きました。まじで。

ビデオグラファーに関しては、Premire初心者以外にも本気でおすすめできます。

参加者の特徴

bynd 授業風景

Byndを受講する方の90%が社会人です。

・フリーランスのカメラマン
・フリーランスのデザイナー
・広告会社のマーケティング担当者
・IT企業の社長
・なんとなく映像が作りたい学生

など、受講生のバックグラウンドは様々。年代も20代前半~50代まで幅広いです。

外向的で明るい方もいれば、僕のように内向的なタイプの人間までいますが、最後には別れを惜しむくらいみんな仲良くなってます。一ヶ月しか会ってないのにね。

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不思議だ。

基本的にみなさん初心者なので、スタートラインは一緒です。怖気付く必要はないのさ。

あえてByndを選ぶ理由はあるのか

動画広告市場の高まりもあり、動画制作の需要は高くなってきています。

最近ではByndの他にも動画スクールは増えてきました。Byndよりネットの評判が高いスクールだってたくさんあります。

YoutubeUdemyでも、PremireやAfterEffectsのチュートリアルは充実しており、<ぶっちゃけスクールに行かなくても技術は習得できますよね。そこで、こんな疑問を持つ方も多いはず。

悩める男
悩める男

あえて高いお金を払ってByndに通う必要があるの…?

人事
チュートリアル厨

Youtubeのチュートリアルこなせば良いじゃん?

結論からいえば、自分で学習を進められる人はYoutubeなどで配信されているチュートリアル動画をやり込んだ方が編集技術的は学べます。byndじゃないと学べない技術なんてものはないです。これは、参加している人もみんな分かっているはず。

当たり前ですが、今の時代ネットで欲しい情報なんてなんでも手に入れられるので、自律できる人はガンガン自分で進めていけば良いと思います。

それでも、僕はこのByndという学校をオススメしたい。そして、Byndに参加していた方の多くの方も、「Byndに来てよかった」と口にしています。

僕がByndに通ってよかったことを正直に紹介したいと思います。

Byndに通う事のメリット

独学よりも圧倒的に基礎が身に付く
・モチベーションが上がる
・プロの現場の声が聞ける
・実践的な技法が身に付く
・独学が進めやすくなる
・仲間ができる

まず、胸を張ってよかったと言えるのが、映像を通して世代を超えた繋がりが出来たこと

これは本当に素晴らしいことだったと感じています。

様々なバックグラウンドを持つ人が、映像を通して実現したい目標を持ってByndにやってきます。いわば似たような志を持つ仲間です。

Byndはいわば、動画で人の繋がりを作り、新たな化学反応を生み出すプラットフォーム、そんな場所に感じて仕方ないのです。

Byndをきっかけに、一緒に仕事をするようになった例もあれば、僕のように一生の友人と呼べるような人物ができた例もあります。2年たった今でも集まる機会があるって凄いですよね。

一ヶ月と短い学校ですが、卒業後もfacebookのグループを通して縦の繋がりが出来るのも素晴らしい点。

ネットのだけでは得られない価値です。

余談ですが名物講師の山本輔先生がいることもByndに通って欲しいと思うポイント。映像の技術は圧倒的かつ、ユーモア溢れ優しく素晴らしい先生です。業界でも評判ですしね。

講座内では自分の過去の作品の編集画面を見せつつ、技法を教えてくれたり、動画の受注額を教えてくれたり、業界の構造など何でも聞けば答えてくれます。神様です。

「これって話して良いの…???」

ってレベルまで色々とぶっちゃけてくれます。これはネットで検索してもわからないことですね。

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輔先生に会いに来るでけでも十分金を払う価値がある。

Byndの受講をおすすめしない人の特徴

・すでにある程度AfterEffectsやPremireの経験がある。(中級者だと言い切れる人)
・映像業界に転職をしたい人
・人と関わるのが苦手な人

逆におすすめしないのは、すでに編集経験が豊富な方実務でPremireもAEもがっつり使ってて操作も出来るよ〜〜って方は、新しく得られる知識はあまりないかと思います。初めて動画を編集する人をターゲットにしているので、まず受講を検討しようとしている方は少ないかと思いますが… 。

また、映像業界への転職のためにByndに通おうと考えている方も、あまりオススメはしないかもです。

Byndには転職サポートは一切付いていないので、未経験から業界への転職を考えている方はサポート付きの専門学校などに通われるのが良いのでは? と思いますね。

※追記
運営元のHLYWD(ハリウッドエージェント)は人材紹介の事業も展開しているようなので、Bynd卒業後に転職の相談に乗ってもらうのも良さそうです。

まとめ

というわけでByndの評判のまとめでした。

僕はこれまでweb制作の専門学校やプログラミングスクールにも多額のお金を払ってきましたが、一番満足度が高かったのがByndです。本当に。

一応言っておきますが、Byndからお金貰って書いてるとか一切ないので安心してください。笑 そもそもこのブログはお金目的で書いてないので。

最後の講義に参加できなかったのは残念でしたが、受講後にもクラスメイトでの集まりや交流が多いのもByndの特徴だと思います。

授業料はメインの講座単体で10万円と気軽には受けづらい価格ですが、学んだことを考えるとむしろ安いと感じるかもしれませんね。

これからAfterEffectsや映像を学び始めたい人のファーストステップには間違いなくオススメのスクールだと思います。気になる方はぜひ無料説明会に足を運んでみてください。

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