LCC(格安航空)の普及によって、ここ10年ほどで海外旅行がとても身近になりました。
筆者もアジアを中心に、旅行に行く際は毎回LCCを利用しています。
そんな素晴らしいLCC(格安航空)ですが、気になる点が1つだけあります。
それが手荷物の重量やサイズの制限。基本的に、荷物の機内預け入れは別途で料金がかかることが殆どです。
安い航空券だったけど、預け入れ荷物を頼んだら普通の航空会社とそんなに変わらない…なんてことも多々あります。
ぶっちゃけ、留学など長期の旅でない限り、機内持ち込みの荷物だけで事足ります。
今回は機内持ち込みにもおすすめの旅行用バッグを一覧で紹介します。
LCC利用ならスーツケースよりバッグがおすすめ!
LCC(格安航空)はその値段の安さが最大の魅力です。しかし、預け入れの荷物は別途で料金を支払う必要があり、スーツケースなどを持っていく場合は片道で3,000~5,000円ほどかかります。
それでも安いですが、留学や長期の出張などでない限り、洋服などの荷物は全て手荷物として機内に全然持ち込むことができます。
むしろ、小旅行でスーツケースを別途預け入れるのは勿体なさすぎます。
機内持ち込みの荷物にも大きさと重さの制限が課せられていることが多いですが、だいたい7~10kg以内であれば機内持ち込みOKな格安航空会社が多いです。
そのため、スーツケースやキャリーバッグではなく、比較的軽い旅行用のバッグに荷物を入れ、機内に持ち込むのが旅行を安く手ごろに済ますコツです。
旅の醍醐味はあくまで旅行先にあります。飛行機代は浮かせて、食事やお土産にお金を使ったほうが幸せではないでしょうか。
機内持ち込み用のバッグを選ぶ際の注意点
LCCの機内持ち込みは厳しい制限が課せられています。
例えば、有名LCCであるジェットスターでは、機内持ち込み用の荷物に以下の制限があります。
・サイズ 56cm/36cm/23cm
上記の制限を越してしまった場合は預け入れ荷物として追加料金を支払うことになってしまうのです。ちなみに、大きさは取手やポケットの膨らみなども計算されます。
空港で当日預け入れ荷物を申請すると無駄に高くなるので注意。
機内持ち込み用のバッグを選ぶ際は、利用する航空会社の規定のサイズにあったバッグを選ぶようにしましょう。
また、少しでも荷物を収納できるように、バッグの重さも軽いものを選んだ方が良いです。
個人的に、700g~1kg程度のバッグがおすすめです。このあたりの重さだと耐久面も十分なものが多く、移動の長い海外旅行でも活躍するはずです。
【1~2泊】小旅行におすすめのバッグ
短期の旅行をする方向けに小さめのバッグを紹介します。
※バッグを選ぶ際は、バッグの三辺の大きさが航空会社の基準を超えていないかチェックしてください。
G&S スクエアリュック ビジネスリュック
デザイン性と収納性を兼ね備えたバッブを探している方にオススメなのが『G&S』から発売されているスクエア型のリュック。
型が崩れないように前面にスポンジパッドが敷き詰められており、無造作に収納しても型が崩れにくいバッグです。
蓋の部分は取り外しが可能になっており、シーンに合わせてデザインを変更できるのもオススメなポイント。
黒色であれば旅行以外にも通学や通勤で使うのも良さそうです。
サイドポケットも豊富で、収納性も抜群。バッグの中はも3つの大きめのポケットで仕切られており、PC収納用のクッションエリアも設計されています。
素材はポリエステルで、小雨程度であれば弾いてくれます。旅行中の外出用バッグとしても活躍できますね。
1泊2日程度小旅行であればこのバッグだけで十分に活躍してくれるはずです。
素材 | ポリエステル |
サイズ | 縦47㎝×横31㎝×マチ15㎝ |
容量 | 22L |
重さ | 約830g |
[Morpilot] リュック USBボード・RFID機能付き
前述した『G&S』のリュックと似ている規格のバッグですが、バッグの中の収納ポケットは『Morpilot』のリュックの方が多く、小物をしまうのに優れています。メガネやティッシュ、コンタクトレンズなど、旅行には必須の小物も綺麗に収納することができます。小さい荷物が多い方にはおすすめのバッグです。
さらにこのバッグにはUSBポートが外についており、バッグを背負った状態でスマホを充電することができます。地味ですがなかなか便利です。素材 | ポリエステル、PUコーティング |
サイズ | 30 x 14x 46 |
収納可能サイズ | A4程度 |
重さ | 780g |
【3~4泊】長泊にも対応できる旅行バッグ
3~4泊程度の旅におすすめの少し大きめのバッグを紹介します。
この程度のサイズであればほとんどのLCCの機内持ち込みができるはずです。長期の旅の場合は、自分で洗濯することも念頭におけば十分に使えるバッグだと思います。
念を押しますが、機内持ち込みのバッグのサイズは各航空会社の基準を確認しておきましょう。
CABIN ZERO クラシック ウルトラ ライト バックパック
『CABIN ZERO』というイギリスのブランドから発売された、旅行用に設計されたバッグです。
機内持ち込み可能なギリギリの大きさで設計されており、容量は抜群です。
バッグの中はポケット類は少なく、衣類などを無駄なく収納することができます。
素材はポリエチレン性で、重さも780g程度と重量の制限にも優しい重さです。価格も安く、スーツケースの代わりに機内持ち込みをするバッグの中では抜群のコスパを誇ります。
色は5色から選ぶことができ、シンプルなデザインから普段使いもできるバッグです。
ただ、生地はそこまで強くないため、少しの荷物だとバッグが崩れて自立しない等のレビューがあります。外部からの衝撃にも強くないため、ノートパソコン等の精密機器の収納には向かないかもしれません。
素材 | ポリエステル |
サイズ | 約50×35×17cm |
容量 | 44L |
重さ | 760g |
[ハインズ・イーグル] Hynes Eagle リュック
『ハインズ・イーグル』から発売されている収納性抜群のキャリーバッグのような形のバッグ。背負えるキャリーバッグのような設計になっており、手提げカバンのように持ち運べたりと様々な持ち運びができます。
洋服なども2~3泊には十分の荷物が入る容量で、中には収納物を留めるためバックルがついています。
これで価格は6,000円を切る安さ。しかし、レビューでは肩にかける紐の部分や、全体的な作りの耐久性に疑問を抱く声もちらほら。荷物を詰め込んだ時は、手提げバッグのように運んだ方が良いかもしれません。
素材 | ポリエステル |
サイズ | 50 x 34 x 21 cm |
容量 | 38L |
重さ | 810g |
Amazonベーシック キャリーオントラベルバックパック
コスパを追求したい方はAmazonベーシックのキャリートラベルバックパックがおすすめです。
4,000円という価格にも関わらず、大容量で頑丈な作りが特徴です。
キャリーケースの様に使ったり、バックパックのように背負ったりと、幅広い使い方ができます。ショルダーストラップも付属しており、肩掛けバッグのような使い方もできるのがオススメのポイント。
ノートパソコン収納用のポケットもあり、収納性も抜群。
難点としては、バッグ本体が少し重い点と、人気のため在庫が薄く、発送まで時間がかかることがある点です
素材 | ポリエステル |
サイズ | 38.1 x 16.5 x 51.1 cm |
重さ | 1.65kg |
旅行前に必ずバッグの重さは測ろう
最後になりますが、バッグに荷物を入れた後は必ず自宅で重さを体重計などで量ることをおすすめします。
「このくらいの重さなら大丈夫」と思っても、いざ空港で荷物を量ったら制限を超えていたなんてことが多々あるので注意。
重さだけでなく、バッグのサイズも見られているので、荷物を入れる時は無駄にバッグが膨らまないようにしてください。
洋服などは現地で洗濯することも検討すると、重さを抑えることができると思います。
まとめn
海外旅行の機内持ち込みにおすすめのバッグについて紹介しました。
個人的にはCABIN ZERO(キャビン・ゼロ)の旅行バッグが一番おすすめです。
耐久性や収納性・そして普段使いの汎用性も考えると一番活躍の機会が多いのではないでしょうか。