そろそろASMRの撮り方教えろよ。
ASMR動画を撮るのみおすすめのバイノーラルマイクをまとめてみた
こちらの記事でASMR動画を撮るのにオススメのバイノーラルマイクを紹介しました。
おかげさまで色々な方に見ていただいています。どうもありがとう。
ただ、機材があっても撮り方がわからない! という方も多いかと思ったので、今回はASMR動画の撮り方、また作成の手順を紹介したいと思います。
ASMRを撮影する上で欠かせないのがバイノーラルマイク。 このブログではバイノーラルマイクについての紹介をいろいろとしてきましたが、今回レビューする3dioは多くの有名ASMRistから愛されている本格的なバイノーラルマイクです。[…]
使用機材
今回の撮影で使った機材は以下の通りです。
- TASCAM DR-05
- ローランド バイノーラル マイクロホン イヤホン CS-10EM
- iphone7 (まだまだ現役です。笑)
- iphone用の三脚
シンプルですが、これだけでASMR動画の撮影が可能です。
ちなみに編集ソフトはAdobeのPremire Pro。
特別演出を凝ったものにする必要もないので、動画の切り繋ぎができる編集ソフトであればなんでも良いと思います。
ASMRで有名なYoutuberであるはとむぎさんは、Premire ProとAfter Effectsを使っています。
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カメラはiphone7を使いました。一眼レフやデジカメを持っている方はそれらのカメラを推奨しますが、今回はあえてスマホです。スマホでも作れるんだぞー、ということを証明したいと思います。
正直、iphone8以上だと廉価なデジカメよりよっぽど性能が良いのです。
三脚はゴリラポッドもどき。バイノーラルマイクはICレコーダーとイヤホン型のバイノーラルマイクを組み合わせてます。
TASCAMのDR-05とRolandのCS-10EMが王道の組み合わせてすね。使いやすくていい感じです。
それでは撮影をしていきます。
ASMRの撮り方・録音方法
ASMR動画のキモは何と言っても臨場感。ASMRの動画はバイノーラルマイクで撮影されることがほとんどです。
今回使うTASCAMのDR-05というICレコーダーも、2つのマイクが本体についています。左右独立して音を録音出来るため、レコーダー単体でASMRを録音されている方もいますね。
ただ、マイクの距離が近いこともあり、左右の音がどうしても混ざってしまいがちです。
そこでDR-05とは別に、イヤホン型のRolandのCS-10EMを一緒に使用します。
この組み合わせが現状最安ですね。そして多くのASMRistも使っているマイクになります。
CS-10EMはイヤホン型のバイノーラルマイク。イヤホンの外側にマイクが内蔵されているんですよ。
DR-05に接続すると、イヤホンから拾った音がレコーダーに録音されます。
本来はイヤホンを装着した状態で撮るのがスタンダードですが、イヤホン同士を離して置くことで、このように左右独立したバイノーラルマイクとして使うことも出来るんですね。
実際にこのやり方で録音するASMRistも多いです。
録音形式の設定
DR-05では録音形式をWAVかMP3で設定することが可能です。
mp3・・・データ圧縮されるため、音が多少劣化する。一方で容量はwavの10分の1程度で済む。
僕はwavの24bitで設定をして録音をしました。録音レベルは高すぎるとホワイトノイズも大きくなるので、30くらいがちょうど良いかと思います。
というわけで、今回はこんな感じでセッティング。iphoneの録画ボタンを押したタイミングでレコーダーの録音を開始しましょう。
iphoneで撮った映像に、バイノーラルマイクで撮った音を差し替える形になります。
それでは、撮影していきましょう。好きな音を撮るのです…!!
(撮影シーンは省略)
編集 音と映像を同期させる
撮り終わったら次は編集です。
筆者はPremire Proで編集をしました。
まず、DR-05でレコーディングした音声をPCに取り込みます。
付属品でUSBケーブルが付いているので、編集用のPCとレコーダーを接続しましょう。
録音したデータを取り込みます。
スマホで録画した映像もPCに保存しておきます。
映像と音声を取り込んだら、編集ソフトで映像と音を同期させましょう。
映像と音は手動で同期させることも出来ますが、映像側の音の波形と外部マイクの音の波形から自動的に同期させる方法もあります。
動画編集ソフトはFilmoraがおすすめ
今回の記事ではadobeのPremire Proを使用して動画編集をしていますが、動画編集初心者の方にはFilmoraがおすすめです。
・チュートリアルが豊富で学びやすい
・高機能なのにコスパが最高
その機能性とコスパからYouTuberの間でも人気を集めており、次世代の編集ソフトとしてシェアを伸ばしています。
Filmoraなら、今回紹介したように、映像の音声とマイクで別撮りした音を簡単に同期させることができます。
さらに価格も、Premiere Proが
月間プラン:3,828円
年間プラン:28,776円
なのに対し、Filmoraは映像で使用できて8,980円です。破格すぎません…?Premiere Proに総額10万円程支払ってきたのがバカらしいレベルです。
これからASMR編集を始める方はラッキーです。ぜひFilmoraで動画編集にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
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ASMR動画の完成
今回完成した動画がこちら。
大好きなニンニクを弄ってみました。
音自体はまあいい感じに撮れてますよね。
ASMRだと手の魅せ方も大切になってきますからね。手が汚いと観る気無くす方もいそうですし、この辺りは気をつけた方がいいかもしれません。
筆者は3dioやSR3Dといったマイクも試してきましたが、RolandのCS-10EMはかなり使いやすくて好みです。
PCを持っていない方はこのマイクがおすすめ
PCを持っている方は上記の録音方法がおすすめですが、PCを持っていない方はSCENEの『lifelike』というイヤホン型のバイノーラルマイクがおすすめです。
iphoneに接続するだけで録音音声がバイノーラルになります。
有名ASMRistのはとむぎさんの動画でも何度か登場しています。
価格も1万円前後と比較的安いので、iphoneから直接撮影してYoutubeなどにアップロードしたい方は『lifelike』もおすすめです。詳細は下記記事よりご確認ください!
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まとめ
というわけで、ASMR動画の撮り方についてでした。
バイノーラルマイクさえ手に入れば、割と簡単にASMR動画は作れます。
機材さえ揃えば録音・録画は難しい作業ではないですが、映像の魅せ方の工夫は必要です。
人気のASMRistの動画を見ていると、視聴者が引きこまれるような編集をしていますよね。個人的にYAACHAMAさんの映像はクールで好きです。
音だけ簡単に撮れても、動画の引き立て方は色々と工夫が必要ですね。
この記事でASMR動画作りに興味を持っていただけると嬉しいです。
ではでは、良いASMR生活を。