ASMR動画を撮りたいけど、撮るのは少し難しそう。
こちらの記事でASMR動画の撮影の仕方について紹介しました。
【DR-05&CS-10EM】ASMR動画の撮り方・録音方法を解説!
ASMR動画の撮り方を紹介します。機材はTASCAMのDR-05とRolandのCS-10EMとiphoneだけです。撮り方は凄く簡単です。
ASMRの撮影って、機材や撮影ソフトの用意など、一見すると難しそうにも思えますよね。
しかし、今回紹介するバイノーラルマイクを使えば、iphoneユーザーであれば誰でも簡単にASMR風の動画を作ることができます。
それが、SCENESから発売されているlifelikeというイヤホン型のバイノーラルマイク。
iphoneとlifelikeだけで、簡単にASMR動画を撮影することができます。
スマホ(iphone)でASMR動画を作りたい方は必見です。
scenes lifelikeのスペック
SCENEから発売されているlifelikeは、iphoneに差し込むだけで3D録音を可能にするイヤホン型のバイノーラルマイクです。
販売元のSCENEは中国の企業。 オーディオ機器のベンチャーのようですね。
※公式HPはこちら
説明書を参考にスペックを紹介するとこんな感じ。
イヤホン部分の機材のスペック
インピーダンス | 1kHz 16Ω |
再生周波数帯 | 20Hz-18kHz |
感度 | 110dB(1kHz) |
Mic感度 | -32dB |
プラグ | USB micro-B |
長さ | 90cm |
デュアルチャネル出力部分のスペック
サンプリングレート | 44.1kHz/16bit |
再生周波数帯 | 5Hz-40kHz |
最大出力 | 200mW |
接続機械 | iphone |
プラグ | Lightning |
ポート | micro-B |
重要な点について少し解説するとこんな感じ。
再生周波数帯域に関しては、再生できる周波数の下限から上限までを数値で表したものです。(低音域~高音域)
つまり、「広い幅ほど多くの音域が出せるよ」って事。音質が良い悪いとは別です。
一般的には20Hz-20,000Hzくらいのイヤホンが多いので、lifelikeは20Hz~18,000HZの再生周波数帯ということになり、そこそこいい感じです。。
※1kHzは1000Hzです
scene lifelikeでASMRは撮れる?
結論、バッチリ撮れます。
音に関しては以下の動画を参考にしてみてください。開封後にいきなりiphoneで撮影をしてみました。iphone7に常備されているビデオ機能です。
ちなみに、今回はlifelikeのマイクだけでなく、別売りの専用のスタンドも購入しました。
早速、音を聴いてみてください。(ハサミとタッピングの音)
立体的に撮れてるね。
なかなかいい感じではないでしょうか。
ASMR動画って面倒な編集が必要ないので、撮影した動画をそのままYoutubeに公開してしまっても良さそうです。(カメラロールからそのまま投稿しました。)
この撮影の手軽さが、lifelikeの最大の特徴と言えるでしょう。
Scenes Lifelike イヤホン VRレコーディング バイノーラル録音 iphone専用 ASMR リモコン付き アプリ不要 通話非対応 ブラック
Posted with Amakuri at 2018.12.3
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lifelikeを実際に開封してみた
lifelikeの、イヤホン型バイノーラルマイクの付属品などを紹介します。
イヤホンマイクを開封
今回はlifelikeのイヤホンマイクとスタンドを購入したので、中サイズのダンボールが2つ。
ちなみにAmazonで購入しました。
ダンボールを開封するとこんな感じ。
ちゃんと日本語訳もついています。外箱は綺麗ですね。
lifelikeのマイクはイヤホン部分と出力部分の2つから成り立っています。それぞれ違う小箱に入っていますね。
Don’t Panic。(聞いて驚くなよ)
ハードル上げるね。
イヤホンの箱の中身には、イヤホン本体と説明書、収納用の小袋とイヤーピースが付属。説明書の中には保証書もありました。
出力部分のパーツの箱はこんな感じの中身。
イヤホン部分と出力部分をはめ込んで、iphoneにさせばすぐに録音することが可能。
Scenes Lifelike イヤホン VRレコーディング バイノーラル録音 iphone専用 ASMR リモコン付き アプリ不要 通話非対応 ブラック
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マイクスタンドを開封
lifelike専用のマイクスタンドも購入しました。これがなくても撮影自体はできます。
ただビジュアル的にもよくなりますし、音を録音する時に人間の頭をイメージしやすくなるので、あれば便利ですね。
袋の裏面はこんな感じ。
早速出して、lifelikeを装着してみる。
lifelikeのイヤーピースに合わせたのか、耳穴がかなり細く設計されています。
Rolandのバイノーラルマイクを装着するとこんな感じ。
やはりイヤーピースが邪魔。でも一応イヤホンを装着することできます。
イヤーピースを外せばきっちりとはめ込むことができ、安定感を出すことが出来ます。
lifelike専用となっていますが、他のイヤホンマイクもスタンドとして利用することはできますね。
SCENES Lifelike イヤホンスタンド マイクホルダー バイノーラル録音 ダミーヘッド 台座 ストリーミング ライブ配信 ASMR(ピンクとホワイト)
Posted with Amakuri at 2018.12.3
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lifelike バイノーラルマイクの撮影方法
これに関しては説明の余地がないほどシンプル。
lightningケーブルをiphoneの端子に差し込んで、ビデオなり録音アプリを起動して撮影。これだけ。拾う音が全てマイクからになります。
この点についてはもう少し実験をして、良い撮り方などあれば更新していきたいと思います。
ローランドとどちらが良い?
イヤホン型のバイノーラルマイクだと、Rolandから発売されているCS-10があります。
※Roland-CS10についてはこちらの記事を参考にしてみてください。
購入を考えられている方はどちらのマイクを使うべきか悩みますよね。
結論
- PCで編集を考えている方→Roland
- iphoneで手軽に撮影をしたい方→lifelike
Rolandのマイクを買うなら、他にICレコーダーの購入も必要になります。(そのままでの利用ができないため)
スマホで撮影するなら、映像と音を別撮りして編集で同期させる必要もあるため、動画編集ソフトも必要。そこまで面倒な作業ではないですが、初心者の方には少しハードルが高く見えてしまうのも事実です。
lifelikeはこのイヤホン1つで撮影ができるので、iphone内で編集をしてそのままアップロードできるというメリットがあります。
安く手軽に動画作りをしたいならlifelikeのマイクがおすすめといった感じですかね。
ただ、正直な話、音質に関してはRolandのイヤホンマイクとTASCAMのICレコーダーの組み合わせの方が良いですし、臨場感がより感じられます。質的にはlifelikeは少し劣る印象です。
※比較動画に関しては後日作ります。
入門としては最高だと思います。
iphone以外では撮影ができないの?
lifelikeのマイクの接続端子はlightningケーブルのみの対応となっています。
そのため、iphoneやipadといった、lightningケーブルが採用されている機材でないと使用ができません。現状はアンドロイド端末での録音は難しそうですね。
同社からPC接続用のアダプターが発売されており、こちらを購入することでPCからの録音にも対応することができます。
Scenes Lifelike PCアダプタ Windows Mac 使用 PCのバイノーラル録音 3.5mm端子2つ付き 普通のマイク接続可能
Posted with Amakuri at 2018.12.3
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lifelikeの正直な感想
lifelikeを使って感じた正直な感想です。
ASMR動画を撮影するという用途に基づいて、レビューをしたいと思います。
良いところ
- 手軽に録音ができる
- iPhoneで編集をすればすぐにアプロードができる
- 普段の録画や撮影にも使える
- ボイスレコーダーや撮影アプリにも対応
やはり良い点は手軽に録音ができる点でしょう。ASMRの撮影以外にも風景の録画などにも使えそうです。
気になるところ
- マイクの部分の作りがちゃちい(すぐ壊れそうで怖い)
- 若干ノイズが気になる(気持ち?)
- 通話の最中は利用できない
一番気になったのは、出力部分の部品が安物のプラスチック感がある点。雑に扱うと壊れてしまいそうな印象があります。
注意書きにもありますが、通話中には使用することができません。録音機能に使う方が多いと思うので、この点に関しては気になる方はそんなにいないとは思いますが、念のため。
また、ノイズや拾う音の大きさに関しては、録音アプリを新たにダウンロードして設定するなり、編集の際に調整することでどうにかなりそうです。
そのままiphoneのビデオ機能で録音すると、小さな雑音なども少し気になりますね。
という感じです。
別売りのマイクスタンドは購入しなくても良いかも
lifelikeの専用のイヤホンスタンドも別売りで発売されています。
これにより耳かき系の動画なども作れそうな印象ですが、ぶっちゃけ難しいと思います。
スタンドの耳穴にlifelikeのイヤホン先端を差し込む形ですが、耳穴の奥行きがなく耳かきが入りません。
耳も超柔らかいシリコン性なので、耳穴周辺をなぞっても耳かきっぽい音は録音できませんでした。
耳かき動画を撮影するにはなんらかの工夫が必要ですね。
あれば動画が撮りやすくなるのは事実。でも、録音する音には何も影響はないです。
lifelikeのマイクで撮影しているASMRistはいる?
これに関してもざっと調べてみましたが、有名なASMRistでlifelikeのバイノーラルマイクを使用している人は確認できませんでした。
lifelikeのイヤホン型バイノーラルマイクは比較的新しいことも関係していると思いますが、やはり再生回数の多いASMRistは高品質の機材を揃えています。
やはり、「音」が命ですからね。
ASMRistの使用している機材で多いのが、Dio3。
次点でTASCAMなどのICレコーダーやRolandのイヤホン型のバイノーラルマイクが多いです。詳しくはこちらの記事をどうぞ。
ASMR動画を撮るのにオススメのバイノーラルマイクまとめてみた
ASMR動画を撮りたい初心者にオススメのバイノーラルマイクやICレコーダーをまとめました。有名ASMRistも使っているバイノーラルマイクも紹介しています。
とはいえ、lifelikeの録音でも十分ASMRのコンテンツとして成り立つ動画が作成できるでしょう。
lifelikeでバイノーラル録音を体験し、動画を作る。慣れてきたら、他のマイクも試してみる。
ASMR動画作成の入門としては。lifelikeは最適ではないでしょうか。
まとめ
SCENESより発売されているlifelikeのバイノーラルマイクにのレビューでした。
安く手軽にASMR動画を撮影したい方にはおすすめのマイクです。ASMR動画作るために、いきなり高いマイク買う必要もないと思うんですよ。
ASMR動画作成の入門として利用し、動画制作に慣れてきたら少し高めのマイクにアップデートするのが理想だと思います。
Scenes Lifelike イヤホン VRレコーディング バイノーラル録音 iphone専用 ASMR リモコン付き アプリ不要 通話非対応 ブラック
Posted with Amakuri at 2018.12.3
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SCENES Lifelike イヤホンスタンド マイクホルダー バイノーラル録音 ダミーヘッド 台座 ストリーミング ライブ配信 ASMR(ピンクとホワイト)
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